災害の心構えをインタビューしてみた    

災害を経験したらこうなる心理

災害を経験してしまうとどのような心の傷を負ってしまうのかをついつい考えてしまう。事故や事件、犯罪などが起きた場合にどのような心理変化がおきるのだろうか。自分があの時ああしていればやもっと早く気づけていたならなど思う自責の念。

またはこういうことが起きて誰も信じられないような孤独無縁感が怒ってしまう。しかも何かの拍子に怒りや悲しみが急にこみ上げてくるなど今後の人生に相当な負担を強いられることは言うまでもないでしょう。

何かで調べてみたのですが阪神淡路大震災で被災したのちに4ヶ月後の児童や中学生の4割にPTSDの症状が表れたそうだ。これは表れただけであって今後表れることもあるわけだから実際の数字はもっと上だろうと考えられる。

実際私は長崎なのだけれども島原の噴火を間近で体験している。すごい地震が起き、とにかく必死に小学校まで走った記憶がある。その後何年経とうとも、ちょっとした地震や屋根あたりからの何かしらの音などがなるとすごく敏感に反応してしまう。自分でもそれが危険が無いということを知っていても関係なく脳がそう思っているようなのである。

横で寝ている妻に「今大きな音したよな?」「何も聞こえないじゃないの。おとなしく寝てよ」こんな調子である。たとえ本人には辛いことであってもこれを経験した人たちでないとこれは分からないことなんだとわかった。